東京海上・インド・オーナーズ株式オープン「インドに熱視線 ! vol.8」

2021/03/08

インドのオーナー企業のご紹介⑤

東京海上・インド・オーナーズ株式オープンは、東京海上・オーナーズシリーズの第2弾として、2020年4月に設定された公募投資信託です。インドの企業の株式等の中から、経営者が実質的に主要な株主である企業を主要投資対象とし、経営者のリーダーシップに関する定性分析を重視しつつ、企業の成長性・収益性に比較して割安であると判断される銘柄へ投資します。

本レポート「インドに熱視線!」では、有望な投資先として注目を集めるインドの魅力や、そこで活躍するオーナー企業などについてご紹介していきます。

今回は、「インドのオーナー企業のご紹介」です。

 

インドのオーナー企業のご紹介


ダブール・インディア(組入比率:8.0%)
※ 組入比率は2021年2月26日時点。東京海上・インド・オーナーズ株式マザーファンドの純資産総額に占める割合です。

◆ 企業概要/オーナー経営者

事業別売上構成

ダブール・インディアは、インドの大手日用消費財メーカーです。同社は、ヘアオイルやシャンプー、歯磨き粉、健康補助食品、果実飲料、蜂蜜などの幅広い製品ラインアップを有し、それら主要製品の特性と製品ポートフォリオの豊富さを背景に、安定的に業績を拡大しています。

同社の製品は海外でも大きな存在感を示しており、現時点で世界100か国以上で販売されています。そのブランドはアフリカ、中東、南アジアなどで高い人気を誇り、売上の約30%(2020年3月期時点)を海外事業が占めています。

同社を率いるのは、創業者であるBurman家の5代目にあたる会長のAmit Burman氏。同氏は、「Dabur Real(果実飲料)」や「Hommade(加工食品)」などのブランドを育成し、同社の食品事業の発展に貢献したとされています。

◆ 投資先として注目しているポイント
イメージ画像

 

・高いブランド力
1884年に設立されたダブール・インディアは、 「アーユルヴェーダ」 と呼ばれるインドの伝統的医療の中で豊富な歴史を有しています。同社の幅広い製品ポートフォリオと高いブランド力は、長い時間をかけて培われてきたものであり、競合他社が簡単に真似できるものではないと見ています。

売上の推移

 

・ナチュラル(自然)嗜好へのシフト
近年、消費者の嗜好は天然由来の成分の製品にシフトしており、同社製品はこの構造的なトレンドの変化を背景に市場シェアを伸ばしています。それらの製品は健康増進につながるものが多く、新型コロナウイルスの感染拡大により、足元で需要は一段と高まっています。
また、この分野で競合となるのは小規模で組織化されていない企業が多く、同社は製品の品質・保証面において高い優位性があると考えています。

・流通網の拡大
これまでは、都市部の中所得者層が同社製品の主な消費者でしたが、近年では、農村部の可処分所得が増加したことにより、消費者の裾野が拡大しています。
同社は、販売網の拡大とサプライチェーンの効率化のために、同社が直接販売する地域を拡大する取り組みを行ってきました。また、若いファミリー世代を取り込むために、EC(電子商取引)チャネルの強化を推進し、それが今、オンライン販売の急成長という形で実を結びつつあります。

株価の推移

  • 出所:ブルームバーグ
  • *インド株価指数:S&P BSEセンセックスインデックス
  • ※2016年2月29日を100として指数化しています。
  • ※S&P BSEセンセックスインデックスは、当ファンドのベンチマークではありません。

  • ※上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、今後のファンドへの組み入れを保証するものではありません。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
  • ※画像はイメージです。
  • ※当資料はダブール・インディアの開示資料及び東京海上アセットマネジメント・インターナショナルのコメントを基に東京海上・アセットマネジメントが作成しています。

インドに熱視線 ! vol.9「新型コロナウイルス対策の状況と足元の経済環境」

イメージ画像

ここまで本レポートをご覧いただきありがとうございます。
次回もぜひインドの魅力にお付き合いください。

ファンドの設定来の基準価額の推移・概要・リスク・手数料等はこちらから

東京海上・インド・オーナーズ株式オープン

【ご留意事項】

おすすめファンド・コンテンツ

インフレ時代の資産形成のポイントとは?
オーナー企業×インド 東京海上・インド・オーナーズ株式オープン

ページの先頭へ