東京海上・インド・オーナーズ株式オープン「インドに熱視線 ! vol.7」

2021/02/19

インドのオーナー企業のご紹介④

東京海上・インド・オーナーズ株式オープンは、東京海上・オーナーズシリーズの第2弾として、2020年4月に設定された公募投資信託です。インドの企業の株式等の中から、経営者が実質的に主要な株主である企業を主要投資対象とし、経営者のリーダーシップに関する定性分析を重視しつつ、企業の成長性・収益性に比較して割安であると判断される銘柄へ投資します。

本レポート「インドに熱視線!」では、有望な投資先として注目を集めるインドの魅力や、そこで活躍するオーナー企業などについてご紹介していきます。

今回は、「インドのオーナー企業のご紹介」です。

 

インドのオーナー企業のご紹介


バジャジ・オート(組入比率:2.3%)
※ 組入比率は2021年2月12日時点。東京海上・インド・オーナーズ株式マザーファンドの純資産総額に占める割合です。

◆ 企業概要/オーナー経営者

輸出台数の主要地域別割合

バジャジ・オートは、自動二輪車、スクーター、自動車三輪車などの製造、販売を行う会社です。

同社は、インド最大の自動二輪車/自動三輪車の輸出企業であり、アフリカ、中東、ASEAN諸国などへの輸出が売上の4割以上(2020年3月期時点)を占めています。経済成長が著しい新興市場を中心に、販売網の整備やブランド構築への投資を続け、事業を拡大させています。

同社を率いるのは、バジャジ・グループ創業者の孫にあたるマネージングディレクター兼 CEO(最高経営責任者) の Rajiv Bajaj 氏。同氏は、新ブランドの育成や事業の海外展開を加速させ、会社の発展に貢献したとされています。

◆ 投資先として注目しているポイント
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・高級化戦略
バジャジ・オートは、高いブランド力を有するオーストリアの自動二輪車メーカー KTM AG と2007年に戦略的提携を結び、先進国市場をターゲットにした高級自動二輪車の共同設計と製造を開始しました。近年では、インド国内においても中・高級クラスの自動二輪車の需要が高まっており、KTMブランドの自動二輪車の販売台数は60,000台を超え(2020年3月期時点)、前決算期比+26%を記録するなど、大きく成長しています。

売上の推移

 

・EV化がもたらす成長機会
バジャジ・オートは、同社の象徴的なブランドである「Chetak」を復活させ、2020年1月に高級電動スクーターを発売しました。この製品に対する消費者の需要は非常に大きく、同社は生産増強のために四つ目の工場の建設投資を発表しました。同社は、輸送機器のEV化(電動化)の流れに対応しており、2022年3月までには電動の自動三輪車も発売する予定です。

・グループメリット
バジャジ・オートは、インドで幅広い事業を展開するバジャジ・グループの中核企業です。バジャジ・グループは消費者金融や自動車部品製造企業などを有しており、同社はそのエコシステム(経済圏)から多大な恩恵を受けています。

株価の推移

  • 出所:ブルームバーグ
  • *インド株価指数:S&P BSEセンセックスインデックス
  • ※2016年1月29日を100として指数化しています。
  • ※S&P BSEセンセックスインデックスは、当ファンドのベンチマークではありません。

  • ※上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、今後のファンドへの組み入れを保証するものではありません。
  • ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
  • ※当資料はバジャジ・オートの開示資料及び東京海上アセットマネジメント・インターナショナルのコメントを基に東京海上・アセットマネジメントが作成しています。

インドに熱視線 ! vol.8「インドのオーナー企業のご紹介⑤」

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ここまで本レポートをご覧いただきありがとうございます。
次回もぜひインドの魅力にお付き合いください。

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