2021/06/16
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Topic 1 今後のワクチン接種進展で日本株は?
国内ワクチン接種率の加速で、内需関連業種の上昇に期待
- 日本のワクチン接種率は未だ低く、株価も主要国と比べて低調です。ワクチン接種率が株価に影響を及ぼしている可能性が想定されます。
- 今後、ワクチン接種率の加速で日本株の上昇が期待されるものの、既に一定水準まで回復している外需関連業種への恩恵は限定的とも考えられます。
- 一方、出遅れている内需株は未だ上昇余地が大きいとみられ、内需関連業種を多く組み入れているジャパン・オーナーズのパフォーマンスを後押しすることが期待されます。

- 新型コロナウイルスのワクチン接種が進む米国や英国では、行動制限緩和の動きもあり、景気回復・経済活動の正常化が期待されています。
- ワクチン接種の進展に対して海外株式市場は、堅調に推移しています。
- しかし、米国ではコロナ禍対策の金融緩和や財政出動によるインフレが意識され始めており、テーパリング(量的緩和策の段階的縮小)や金利上昇への懸念も高まっています。
- ※上記は作成⽇時点の弊社の⾒解であり、今後、予告なく変更することがあります。
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果や動向などを示唆・保証するものではありません。
Topic 2 足もとの運用状況(2021年5月末時点)
設定来、約8年で4倍以上の上昇
- 当ファンドの設定来のリターンは、税引前分配金再投資で+367.9%とTOPIX(配当込み)の+96.3%を大きく上回っています。また、2021年3月には設定来高値をつけるなど、「コロナ・ショック」後、パフォーマンスは急回復しました。

主な売買動向
(期間:2020年4月末~2021年3月末)
新規組入銘柄
シップヘルスケアホールディングス(銘柄コード:3360)
病院建設の国内圧倒的トップ。老朽化が進む国内病院の多くが建替えを要し、同社の活躍余地は拡大すると予想。創業者の古川会長のリーダーシップのもと、人材育成が進んでいることを評価。
技研製作所(銘柄コード: 6289)
世界で唯一の無・低騒音杭打機を主力とする建機メーカー。
技術力とノウハウで圧倒的な差別化を図ることに成功し、一時、20社以上参入した競合はほぼすべて撤退。同業中小型銘柄には珍しく、女性及び外国人役員を登用するなどダイバーシティの進展にも注目。
売却銘柄
オイシックス・ラ・大地(銘柄コード: 3182)
有機野菜などのインターネット通販を展開。
新型コロナウイルス感染拡大を受けて巣ごもり消費の特需の恩恵を享受。業績拡大を伴って株価も大きく上昇したため売却。
ベクトル(銘柄コード: 6058)
PR事業国内トップ企業。連結全体で見た場合の相対的な魅力度の低下を勘案し売却。
- ※オーナーズ:東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
- ※基準価額、基準価額(税引前分配金再投資)は、1万口当たり、信託報酬控除後で表示しています。また、設定日前営業日を10,000円としています。
- ※TOPIX(配当込み)は、当ファンドのベンチマークではありません。また、設定日前営業日を10,000円としています。
- ※当ファンドのリターンは、税引前分配金を再投資したものとして計算しているため、実際の投資家の利回りとは異なります。
- ※上記に記載の銘柄は、一例として記載したものであり、当ファンドへの今後の組み入れを示唆・保証するものではありません。また、これらの銘柄の売買を推奨するものではありません。なお、組入上位10銘柄以外の銘柄の保有状況についてはお答えしかねますのでご了承ください。
- ※上記は過去の実績および将来の予測であり、将来の運用成果や動向などを示唆・保証するものではありません。
Topic 3 「オーナー企業」のご紹介(2021年5月末時点)
リゾートトラスト(銘柄コード:4681、東証1部)
国内会員制リゾートクラブ業界で28年連続シェアNo.1

<企業概要>
- 会員制事業を核に、幅広い領域で事業を展開する“総合リゾート企業グループ”。
- 創業以来、「信頼と挑戦」「ハイセンス・ハイクオリティ」「エクセレント・ホスピタリティ」を経営理念に掲げ、ホテルレストラン事業、ゴルフ事業、メディカル事業、シニアライフ事業など多岐にわたる事業を展開している。
- 同社の強みは、会員制事業で得た富裕層の顧客基盤。会員をメディカル事業やシニアライフ事業へ誘導するなど、一生涯付き合える唯一無二のグループとして継続的な成長を見込む。
エアトリ(銘柄コード:6191、東証1部)
国内航空券オンライン販売首位、取扱高5,000億円を目指す

<企業概要>
- 同社は、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」を中心とした旅行コンテンツを提供する、国内最大級のOTA(インターネット専業旅行代理店)。
- 同社の特徴は、行動規範の一つである「即対応、即実行、スピード!!」。2020年9月期の決算は、新型コロナの影響で大幅赤字となったものの、大規模なコスト削減で損益分岐点の引き下げを実現。また、ヘルスケア事業を立ち上げ、PCR検査の需要を取り込むなど、迅速で大胆な行動規範に沿った企業経営により、2020年10-12月期は営業黒字に転じた。
- 2021年9月期を上場後の成長第2ステージの初年度と位置づけ、5年間で取扱高5,000億円達成を目標とし、継続的な成長を目指す。
- ※上記に記載の銘柄は、一例として記載したものであり、当ファンドへの今後の組み入れを示唆・保証するものではありません。また、これらの銘柄の売買を推奨するものではありません。なお、組入上位10銘柄以外の銘柄の保有状況についてはお答えしかねますのでご了承ください。
- ※上記に記載の内容は、作成日時点の会社公開情報です。
- ※上記は過去の実績および将来の予測であり、将来の運用成果や動向などを示唆・保証するものではありません。