2020/12/3
東京海上・インド・オーナーズ株式オープンは、東京海上・オーナーズシリーズの第2弾として、2020年4月に設定された公募投資信託です。インドの企業の株式等の中から、経営者が実質的に主要な株主である企業を主要投資対象とし、経営者のリーダーシップに関する定性分析を重視しつつ、企業の成長性・収益性に比較して割安であると判断される銘柄へ投資します。
本レポート「インドに熱視線!」では、有望な投資先として注目を集めるインドの魅力や、そこで活躍するオーナー企業などについてご紹介していきます。
今回は、前回に続き「インドのオーナー企業のご紹介」です。
ピディライト・インダストリーズ(以下、ピディライトとします。)は、主力製品である接着剤に加え、防水材、染料、工業用樹脂などを製造する消費財メーカーです。
1959年に合成樹脂接着剤 “Fevicol”を発売したのが事業の始まりですが、本製品は、今日ではインドで最も信頼されるブランドの一つとなっています。近年では海外展開にも注力しており、同社の製品は100カ国以上で使用されるなど、グローバル市場においても存在感を高めています。
ピディライトを率いているのは、創業者の息子で、現会長のMB Parekh氏です。同氏は、1972年にピディライトに入社して以降、“Fevicol” をインドのトップブランドに成長させるとともに、海外展開を主導し同社をグローバル企業に変化させるなど、力強いリーダーシップを発揮する経営者であると捉えています。
ここまで本レポートをご覧いただきありがとうございます。
次回もぜひインドの魅力にお付き合いください。
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