2020/08/25
足元では、世界的に2020年4-6月期の企業決算が続々と発表されています。
今回の決算は、2020年3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う都市封鎖の影響で、多くの産業が打撃を受けた期間を含んでおり、業績のディフェンシブ性や企業の環境変化への対応力が試される決算と言えると考えます。
米国では、S&P500種指数構成銘柄のほぼ全ての企業が決算発表を行いましたが、新型コロナウイルスの影響で、売上高は約-10%、EPS(1株当たり利益)は約-30%と、大幅な減収・減益を余儀なくされています。
そのような環境下、ペット関連企業(*)の決算については、ファンドの組入上位銘柄の多くが、ペット関連消費の増加や必需品としての消費の底堅さなどから増収や増益を発表しました。経済環境が厳しい中でも、業績のディフェンシブ性の高さと環境変化への対応力を発揮したと考えられます。
また、決算発表において、各企業の経営陣から「ペットと過ごす時間が増えている」「ペットの飼育需要が増えている」など、ペット関連需要の増加を示唆するようなコメントもあり、今後に期待の持てる内容となりました。
「ペット関連企業が注目!なワケ vol.2」でペット消費のディフェンシブ性やアフターコロナの世界におけるペット関連市場の成長期待についてお伝えしましたが、実際の決算発表からもこのような動きが確認できたと考えています。
今後についても、引き続き「ペットの家族化」「ペット関連消費の高級化」「新興国におけるペット需要の拡大」に加え、「アフターコロナの世界におけるペット関連市場の成長期待」を背景に、ペット関連株式の株価も堅調に推移すると考えています。
このような環境下、引き続きペット関連市場の恩恵を受け、長期的に利益成長が期待できると考える銘柄を中心に組み入れを行う方針です。
期間:2014年~2021年、期末ベース(12月)
(株価は2019年末まで)
※ 組入比率は2020年8月18日時点
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