2022/01/12
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- 当資料は、モノポリー企業の株式等の実質的な運用を行う「マゼラン・アセット・マネジメント・リミテッド」(以下、マゼラン社)、およびノーザン・トラスト社の当資料作成日時点の情報に基づく見解を基に東京海上アセットマネジメントが作成したものあり、将来予告なく変更される場合があります。
マーケット環境から見る
今、注目したいモノポリー株式*
- * モノポリー株式とは、高い参入障壁等により、一定の地域においてモノ・サービス等を独占・寡占していると判断する独占的企業の株式をいいます(以下、同じ)。
新型コロナウイルスによる混乱から、本格的な回復に向けて動き出した世界経済。2022年は、急速な経済回復によるインフレの進展や、金利上昇、新型コロナウイルスの変異株などによる金融市場の不安定化が、リスク要因として注視されます。
当資料では、このような環境に備える投資として、モノポリー株式をご紹介いたします。
マーケット環境① インフレの進展
高い価格決定力を有するモノポリー株式のインフレ局面での安定感に注目!
- 当ファンドで投資するモノポリー企業は、生活に必要不可欠なライフラインやインフラなど公共性の高い事業を運営しています。高い参入障壁等により一定の地域でモノ・サービス等を独占・寡占しているため、高い価格決定力を有し、インフレ環境下でも安定感を発揮することが期待できます。
<ご参考>米国の利上げ局面の公益事業株式と世界株式のパフォーマンスについて
- 世界的にインフレ圧力が高まるなか、米国では2022年内の利上げ開始が予想されています。米国では過去20年間に利上げ局面が2回ありましたが、いずれの局面においても、公益事業株式の騰落率は世界株式の騰落率を上回る結果となりました。
- 出所:ブルームバーグ
- ※ 米国政策金利:FFターゲットレート、米国CPI:米国消費者物価指数(前年比)
- ※ 世界株式:MSCIワールド指数、公益事業株式:MSCI世界公益株価指数(ともに米ドルベース、税引後配当込み)です(以下、当資料内において同じ)。また、各指数は当ファンドのベンチマークではありません。
- ※ 上記は、より長期の市場動向を示すため、市場指数を使用して説明するものであり、当ファンドの将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
- ※ 上記は過去の実績であり、今後の運用成果等を示すものではありません。
マーケット環境② 金融市場の不安定化
外部環境の影響を受けにくいモノポリー株式の市場下落局面での強さに注目!
- 金利上昇や、新型コロナウイルスの変異種の発生などにより不安定な市場環境下、当ファンドで投資するモノポリー株式は、公共性の高い事業を運営しているため、業績が外部環境の影響を受けにくい特徴があります。
- また、モノポリー株式は、一般的に不測の事態などで被った損失を短中期的に回収することが規制当局により認められていることから収益の予測可能性が高く、市場の下落局面でも強い下値抵抗力を発揮すると考えられます。
- 当ファンドの運用チームは組入銘柄の財務状況を常に確認し、外的ショックに十分耐えられる強固な財務基盤を持つと判断した銘柄のみを厳選保有することで、ポートフォリオのショック耐性を高めています。
- 参考までに、当ファンドと同一の運用戦略の運用実績を見てみると、市場下落時の当運用戦略の下落率は、世界株式の2分の1程度にとどまっており、下落局面での強さを示しています。
- 出所:マゼラン社、ノーザン・トラスト社、ブルームバーグのデータを基に東京海上アセットマネジメント作成
<ご参考>当運用戦略の各局面における四半期騰落率の比較(米ドルベース)
- 当ファンドと同一の運用戦略の市場下落局面*の実績をご紹介します。
- * 2011年12月末~2021年11月末の期間で、世界株式が四半期で5%以上下落した局面を抽出。
- 出所:マゼラン社、ノーザン・トラスト社、ブルームバーグのデータを基に東京海上アセットマネジメント作成
- ※ 当運用戦略は、当ファンドが実質的に採用する戦略と同一の手法を用いた運用戦略の実績(運用費用控除前)であり、当ファンドのものではありません。より長期の運用成果を示すため掲載するものであり、当ファンドの将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
- ※ 上記は過去の実績であり、当ファンドの運用成果等を示唆・保証するものではありません。