東京海上・エンターテインメント・テクノロジー株式ファンド(愛称:エンテック)「投資テーマでみる、ポートフォリオの状況/afterコロナのエンターテインメント・新たな収益機会」

2021/05/25

TOPICs

1投資テーマでみる、ポートフォリオの状況 ポートフォリオの変化や注目銘柄について 

2afterコロナのエンターテインメント・新たな収益機会 シニア・アドバイザー Simon氏の見解 


1投資テーマで見る、ポートフォリオの状況

当ファンドは、エンターテインメント業界における技術的発展を牽引する、あるいはその恩恵を受けると判断する企業へ投資を行っています。コロナ収束が視野に入るにつれ、相対的な関心の高さは対面接触を必要とする経済活動の回復など、「afterコロナ」に向かいつつあるようです。

当ファンドでは、エンターテインメント業界全体に着目しているという点で、「巣ごもり」や「バーチャル体験」の枠に留まらず、「afterコロナ」を見据えたエンタ—テインメント需要の変化にも着目しています。

以下では、当ファンドのポートフォリオの変化を振り返りつつ、注目銘柄をご紹介いたします。


ライブ体験分野への投資割合を増やす~エンターテインメントの需要に変化~

当ファンドの運用プロセスでは、エンターテインメント業界を4つの投資テーマ(ストリーミング・メディア/コンテンツ制作/ライブ体験/新種のエンターテインメント)に分類し、ポートフォリオの構築を行っています。新型コロナウイルスワクチン開発の進展・接種の普及とともにコロナ収束への期待が高まるにつれて、ライブ体験分野において強みを持つ企業への投資割合を増加させました。

【投資テーマ別構成(%)】

  • ※ 「投資テーマ」はTCW Asset Management Company LLCの情報を基に作成しており、銘柄の事業内容によっては複数の投資テーマに分類される場合があります。
  • ※ 比率は各銘柄の投資テーマ毎に占める割合を基に、株式時価総額で加重平均したものです。
  • ※ 本資料はTCW Asset Management Company LLC の2021年5月時点のコメントを基に東京海上アセットマネジメントが作成したものであり、将来その内容は変更されることがあります。また、上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。

注目銘柄① ベイル・リゾーツ

コト消費、レジャー需要の回復・拡大をとらえる

ライブ体験icon 主な投資テーマ:ライブ体験

  • ※ 2021年4月30日時点の当ファンドの保有銘柄です。

< エンターテインメント × テクノロジー >

チェックボックス リフトチケット・レストラン × 予約システム・アプリ

同社はリフトチケットやレストラン利用において、データテクノロジーを生かした予約システムを導入し、コロナ禍におけるソーシャルディスタンスを遵守しながらサービスの運営維持に努めました。
次のシーズンでは、アプリなどの一層のクオリティ向上を図り、ゲストのレンタル用品予約などといった充実したカスタマーサービス機能を提供予定です。


チェックボックス 早割りリフトパス × データサイエンス・機械学習

同社は2009年の「エピックパス」とういう商品により、スキーヤー達に革命をもたらしました。
この「エピックパス」は、同社が提携している日本を含む世界中のゲレンデをスキーヤーがより割安に利用することができるパスです。データサイエンス機能や機械学習などといったテクノロジーを扱うマーケティング戦略をもとに、成り立っています。

  • (出所)ブルームバーグ、各種資料、報道発表等を基に東京海上アセットマネジメント作成
  • ※ 本資料はTCW Asset Management Company LLC の2021年5月時点のコメントを基に東京海上アセットマネジメントが作成したものであり、将来その内容は変更されることがあります。また、上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
  • ※ 上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、今後の組入を保証するものではありません。
注目銘柄② ウーバー・テクノロジーズ

イベント再開時の人々の外出需要をとらえる

ライブ体験icon 主な投資テーマ:ライブ体験

  • ※ 2021年4月30日時点の当ファンドの保有銘柄です。

< エンターテインメント × テクノロジー >

チェックボックス ライブイベント × 配車システム

同社は、ライブ会場と連携をとりイベント参加者がアプリで呼び出された車に乗り込みライブ会場へスムーズに出入りできるような、ライドシェアシステムを提供しています。
最先端のテクノロジーを駆使することで、利用者の場所の把握から、安全でより最適なルート選択、コストと待ち時間を最小化することを可能にしています。
ライブイベントやコンサート、スポーツイベント、大規模集会などの復活に伴い、利用者数増加による収益増を見込んでいます。

  • (出所)ブルームバーグ、各種資料、報道発表等を基に東京海上アセットマネジメント作成
  • ※ 本資料はTCW Asset Management Company LLC の2021年5月時点のコメントを基に東京海上アセットマネジメントが作成したものであり、将来その内容は変更されることがあります。また、上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
  • ※ 上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、今後の組入を保証するものではありません。
注目銘柄③ ペン・ナショナル・ゲーミング

法改正が進む、米国のカジノトレンドの需要をとらえる

ライブ体験icon 主な投資テーマ:ライブ体験

  • ※ 2021年4月30日時点の当ファンドの保有銘柄です。

< エンターテインメント × テクノロジー >

チェックボックス スポーツブック × オンラインメディア

同社は、ゲームやレース場の所有者・管理者らをアプリ上で繋げることで、小売およびオンラインゲーム・ライブレース・スポーツブックなどといった多種多様なチャネルを顧客へ提供できるプロバイダーへと進化し続けています。


チェックボックス カジノ機器 × 非接触

コロナ禍では、カジノ機器が設置されている会場においてキャッシュレス、カードレスなどのテクノロジーを導入し、非接触化を推し進めました。これにより、会場内での手続き・手間が減ったことで、利用者がゲームを中断することなく継続しやすい環境に整えたことに加え、恒常的な運営コスト削減にも繋がりました。

  • (出所)ブルームバーグ、各種資料、報道発表等を基に東京海上アセットマネジメント作成

「ペン・ナショナル・ゲーミング」がS&P500指数の構成銘柄に採用

2021年3月、米国の主要株価指数である S&P500指数の四半期の銘柄入れ替えが行われ、4社が新たに構成銘柄として採用されました。そのうちの1社は「ペン・ナショナル・ゲーミング」でした。


S&P500:S&Pダウジョーンズ ・ インデックスが運営。 主要上場市場が米国の取引所の米国企業で、流動性がある大型株のうち、4四半期連続黒字などの選定基準を満たした企業から選ばれた約500銘柄で構成されており、時価総額を指数化したもの。

  • ※ 本資料はTCW Asset Management Company LLC の2021年5月時点のコメントを基に東京海上アセットマネジメントが作成したものであり、将来その内容は変更されることがあります。また、上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
  • ※ 上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、今後の組入を保証するものではありません。

2afterコロナのエンターテインメント・新たな収益機会

世界各国でワクチン接種が進展しコロナ収束が期待されているなか、今後のエンターテインメント業界の動向について、エンターテインメント業界独自のコミュニティに精通する当ファンドのシニア・アドバイザー、Simon氏よりコメントが届いていますのでQA形式にてご紹介いたします。
Simon Gallagher(シニア・アドバイザー)

エンターテインメント業界でのキャリア

・Netflix:
ディレクター、コンテンツ取得担当
Disneyなどの米大手映画会社のコンテンツをライセンス化。
・Hulu(Disney/Comcast):
事業開発・戦略担当ディレクター
創立チームの一員であり、日本でのサービス開始にも携わる。   など

Q1. コロナ禍で市場を大きく成長させたストリーミング・メディアは、afterコロナでどうなりますか?

A1. 人々が従来の動きに戻ればコロナ禍ほどの勢いは失いつつも、コロナ禍で得た市場基盤を維持すると考えられます。

コロナ禍における巣ごもり消費の需要によって、オンラインゲームやストリーミングによる動画配信の普及が加速したため、afterコロナにおいては人々がアウトドアな活動を求め勢いが鈍化する可能性はあります。ただし、元に戻らないのは、従来の動画視聴手段からの方向転換です。
米国では有料のリニアテレビ*からより安価なストリーミング・サービスにシェアを移しつつありますが、このことは、視聴者にとってコストの効率化と、視聴者が多種多様なコンテンツから選択し好きな時間に視聴できるという利便性の向上につながっています。一度進んでしまったこの流れが元に戻ることは想定しがたく、コロナ禍に築いた市場基盤を今後も維持していくとみています。
  • *視聴者が予定されたテレビ番組を本来のチャンネルで配信時点で視聴する従来のシステム

Q2. 5Gによる恩恵をようやく一般消費者も享受できそうですが、近い将来、エンターテインメント業界ではどのようなサービスが登場しますか?

Q2. 音声アシスタント機能によるエンターテインメントへのアクセス利便性の向上や、「エデュテインメント*」分野の成長が見込まれます。

  • *エデュテインメント:娯楽の要素を取り込んだ教育コンテンツ。ゲームなどの要素を取り込みながら楽しく学ぶことができるよう工夫されている。
消費者は、日常のなかでより簡易にエンターテインメントへアクセスすることができるようになると考えられます。高速通信・大容量を特徴とする5Gは、音声アシスタント機能や容量を必要とする人工知能データを活用することを可能とし、あらゆるディバイスが直感的で操作しやすいものへと進化するとみています。
また、デジタル“エデュテインメント”の継続的な成長も見込まれます。コロナ禍でのオンライン教育をきっかけに勢いを増したトレンドであり、特に老舗の教育関連企業などがYouTubeを活用しており、今後も新しい趣味やスキルを学ぶなどといった大人向けのものなど、より一層の充実が期待されます。

Q3. エンターテインメント業界の新たな収益機会として注目していることはありますか?

Q3. 以下の表の通り、4つの収益機会に注目しています。

収益機会主な着目点

投資テーマ

アマチュアコンテンツクリエーター (一般人による コンテンツ制作・配信)
  • 一般の人々でも、自由に動画配信出来る技術や環境が整ってきたことから、アマチュアコンテンツクリエイターがYouTubeをはじめとして、TikTok、Instagram、Twitchなどといったプラットフォームを通して台頭。
  • アマチュアコンテンツクリエイターが従来のテレビ放送と匹敵する収入・視聴者を生み出していることから、ストリーミング・メディア関連企業は、彼らを企業独自のプラットフォームに誘致することで、新たな収益源を確保。

コンテンツ制作

スポーツ業界
  • デジタルツールを活用して、各スポーツチームがファンとの繋がりをより強固にし、新たな収益ルートを開拓。また、ファンサービスからの試合観戦・イベントなどへの誘導。
  • ライブ体験

  • スポーツブックや、リアルタイムの試合における賞品付きのイベントなどを開催し、よりエンターテインメント性をもたせ、新たなビジネス機会を生み出す。

ライブ体験/新種のエンターテインメント

舞台芸術
  • コロナ禍では、オンライン・仮想空間といったデジタル技術を利用することで、舞台芸術の表現を継続。今後は生舞台の視聴スタイルに戻ってくることが予想されるも、オンライン上でのパフォーマンスに対する需要は、コロナ前より大きくなっており需要の継続が見込まれている。
  • 舞台芸術関連企業は、ミュージシャンやコメディアンがファンとの間でデジタルを通して関係を築き続け、そこに収益機会を模索。さらに、生舞台集客への相乗効果も期待される。

ライブ体験

ポッドキャスト*
  • 近年ポッドキャストの人気が再度高まっており、ビジネス化が進んでいる。
  • 人気ポッドキャスターに対しては、より良い報酬条件などを提示できる制度が整ってきたことなどから、コンテンツ自体の質も高まっている。
  • ポッドキャスト配信における広告収入なども注目されている。
  • ストリーミング・メディア

  • *インターネット上で音声データファイルを公開する手段の1つ。オーディオやビデオ上のブログとして位置付けられている。インターネットラジオ・インターネットテレビの一種とも言われている。ラジオとの違いとしては、ジャンルやカテゴリの選択肢が幅広く、また時間も10分程度のものから1時間以上のものもあり、好きな時間に好きな場所で聞くことができるといったメリットがある。

ポッドキャストが再ブーム!?

ポットキャストは2000年代半ばからあるサービスですが、当時は低予算のなかで運営されており、満足のいくコンテンツを消費者が選択できる環境にはなく、ブームは長く続きませんでした。
そのようななか、人気曲を配信することだけでは差別化が難しかったストリーミング音楽プラットフォーム(SpotifyやApple Musicなど)がポッドキャストを取り込むことで、コンテンツを差別化できることに気づき始めました。
例えば、スポティファイ・テクノロジーは米国で人気のジョー・ローガンというコメディアンに対し、1億米ドル以上を支払いポッドキャスターとしての独占契約を結びました。
この流れをうけ、ストリーミング音楽プラットフォームがポッドキャストコンテンツへの投資に力をいれはじめ、コンテンツの質向上に繋がり、再ブームを迎えました。
  • ※ 本資料はTCW Asset Management Company LLC の2021年5月時点のコメントを基に東京海上アセットマネジメントが作成したものであり、将来その内容は変更されることがあります。また、上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
  • ※ 上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、今後の組入を保証するものではありません
  • ※ スポティファイ・テクノロジーは、2021年4月30日時点の当ファンドの保有銘柄です。

<ご参考> 当ファンドの運用戦略・運用プロセス

ユニバースの確認TCWの株式チームと緊密な協力体制銘柄選択ポートフォリオ構築
エンテック関連企業のなかから、投資テーマに沿った企業を抽出。 広汎なエンターテインメント業界独自のコミュニティに精通しているSimonによるアドバイス。 定量分析、ファンダメンタルズ分析、企業訪問の情報などをもとに、銘柄を選定。 確信度、エンターテインメント業界の長期的トレンドに対する潜在的要素をもとに、銘柄を厳選。

ファンドマネージャーからのメッセージ

チェックボックス 業界トレンドの最先端の情報をいち早く収集

当ファンドの運用チームでは、週に1回程度Simon氏とミーティングの場を設けており、Simon氏のハリウッド業界における企業経営の経験を通した独自の視点を、運用プロセスに取り入れています。
たとえば、消費者行動の長期的な変化と、それらから利益を得ることが出来る企業などのアドバイスを受け、収益予測や財務モデリング、テクノロジー分析などに活用しています。
さらに、Simon氏の人脈を活用して、運用メンバーと他のエンターテインメント業界の重要人物とのコミュニケーションを活発にすることで、最先端の業界トレンド情報を収集できる体制を整えております。


チェックボックス 進化するテクノロジーとエンターテインメントの融合による投資機会は、息の長いテーマ

Simon氏の助言を受けつつ、コロナ禍においては巣ごもり消費を意識し動画やゲームのコンテンツ制作に力をいれている企業を中心に銘柄選択を行ってきました。その後、ワクチン接種の進展に伴うコロナからの解放を見据え、コロナ禍において培ったデジタル技術をライブ体験分野へ有効活用することができると判断した企業に重点を置き、アウトドアなエンターテインメントの再開から利益を得る企業にシフトさせていきました。
たとえば、テーマパーク関連では「ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー」、レジャー旅行関連では「エクスペディア・グループ」、「ベイル・リゾーツ」、スポーツやコンサートのライブ関連では「ウーバー・テクノロジーズ」、「ペン・ナショナル・ゲーミング」などがあげられます。
なお、巣ごもり消費をきっかけに恒久的にシェアを獲得したストリーミング・メディア分野における企業の「ロク」や、「ザ・トレードデスク」などは、今後数年間も利益を生み出すと考え、保有を継続しています。
将来的には、インドアとアウトドアのエンターテインメント需要のバランスを見極めつつ、両カテゴリのテクノロジー分野のリーダーシップ性と経営ビジョンを注視したポートフォリオ構築を目指します。


  • ※ 本資料はTCW Asset Management Company LLC の2021年5月時点のコメントを基に東京海上アセットマネジメントが作成したものであり、将来その内容は変更されることがあります。また、上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
  • ※ 記載銘柄は、2021年4月30日時点の当ファンドの保有銘柄です。
  • ※ 上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、今後の組入を保証するものではありません

各ファンドの詳細は、以下をご覧ください。

為替ヘッジなし

為替ヘッジあり


【ご留意事項】

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