2020/12/21
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TOPICs
注目エンターテインメント:
① 進化するVR/AR ② VR/AR市場の今後
AR(拡張現実)の体感!!
- ※ 一部のスマートフォンでは読み取れない可能性があります。 以下、動作環境。
- OS:iPhoneはiOS13以上 Androidは8.0.1以上 ブラウザ:iPhoneは safari最新版 AndroidはGoogleChrome最新版
- エンターテインメント業界における技術的発展を牽引する、あるいはその恩恵を受けると判断する企業へ投資を行う当ファンドの運用パフォーマンスは、設定来で+16.7%(為替ヘッジあり)、+14.6%(為替ヘッジなし)となり、MSCIワールド指数(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)を9.3%上回りました。(2020年12月11日時点)
- 本レポートでは、技術的発展とその恩恵が期待できるテーマの1つである、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)分野についてご紹介します。
- ※ 基準価額は1万口当たり、信託報酬控除後のものです。
- ※ 「ヘッジあり/ヘッジなし」ともにこれまで分配金実績がないため、基準価額(税引前分配金再投資)は表示していません。
- ※ 世界株式はMSCIワールド指数(円換算ベース、税引後配当込み)。2020年8月28日(設定日)を10,000円として計算。同指数は当ファンドのベンチマークではありません。
- ※ MSCI ワールド指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利はMSCI社に帰属します。また、MSCI社は同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。MSCI社の許諾なしにインデックスの一部または全部を複製、頒布、使用等することは禁じられています。MSCI社は当ファンドとは関係なく、当ファンドから生じるいかなる責任も負いません。
- ※ 上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
- ※ TCW、各種資料、報道発表等を基に東京海上アセットマネジメント作成。
- ※ ページ下部の「ご留意事項」を必ずご覧ください。
①進化するVR/AR
VR/ARで出来ることは、エンターテインメント分野で多岐にわたる
テクノロジーの進歩により、
「エンターテインメント×VR/AR」の可能性が広がりました。自宅にいながら世界の観光名所を
VR上に再現されたマチュ・ピチュや南極の氷壁をよじ登ったりと、よりエキサイティングに体感できるようになりました。3D化が進んでいる「Google Earth」と連携させることもできます。
アーティストが目の前で演出
仮想空間でライブ・コンサートの熱気を感じながら様々な角度で鑑賞したり、好みの音響にカスタマイズして楽しめるライブVR配信のプラットフォームが出現しました。
目の前で作品に変化が起こる
KDDIは、「AR x ART」というアプリをリリースし、好きな場所に作品を展示したり、目の前で動きのある作品を楽しめるアート体験を可能にしました。また様々なペンツールで空中に絵を描いたり、360度から眺めることができるVRアートも注目されつつあります。
VR上で他者と交流
米国のVRChat Inc. では、VR空間内にアバターでログインし、複数人でコミュニケーションを取れるソーシャルVRアプリ「VRChat」を提供しています。アバターを作成し、身体の動きをアバターに連動させながら他者との交流が楽しめます。
コードレスタイプのVRヘッドで、自由に動く
VRゴーグルを通した仮想ジムで、音楽に合わせてボクササイズをしたり、全身を使ってダンスをしたりと、スポーツの種目も豊富です。また東急スポーツオアシスでは、ARのヨガインストラクターが自宅に出現する「WEBGYM」というアプリをリリースしています。
VRの意外な活用例 ~「デジタル薬」~
「デジタル薬」は、スマートフォンなどのデジタル機器を活用して各種疾患の治療を目指す新しい治療法であり、日本でも禁煙アプリが保険適用となるなど、実用化が始まっています。従来の医薬品と比べて開発費が少なく済む、身体的な副作用のリスクが少ないといったメリットがあると言われています。
VRの活用例として、うつ病の患者に対し、自然の風景や趣味などの映像をVRゴーグルに映し出し、前向きな感情を呼び起こすことで症状の改善を目指す方法が研究されています。また、VRによる治療は、認知行動療法*を使う疾患への活用が可能とも言われており、他の精神疾患への応用も期待されています。
- * 認知行動療法:精神療法(心理療法)の一種。ものの受け取り方や考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくることで、症状の改善を目指す治療法。
- ※ 写真はイメージです。
- (出所)各種資料、報道資料等を基に東京海上アセットマネジメント作成
- ※ 上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
- ※ 上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、2020年12月11日時点において当ファンドの組入銘柄ではなく、今後の組入を保証するものではありません。
- ※ ページ下部の「ご留意事項」を必ずご覧ください。
②VR/AR市場の今後
VR/ARの普及拡大に注目VR/AR市場は、年々拡大しており、今後も成長が見込まれています。
このような背景としては、VR/AR機器の技術革新はもとより、
ネットワーク・通信技術の発達がVR/AR業界の成長を後押ししていると考えられます。今後は5Gの普及により、さらなる成長が期待できるとみています。
過去には、約30年間をかけて普及した携帯電話の例があります。開発当初は重さ3㎏のショルダーフォンでしたが、現在では、動画配信も可能な片手で持てるスマートフォンを一人一台所有しています。
VR/AR機器には「酔い」・「音源の乱れ」などの課題はありますが、
携帯電話が通信技術の発展とともに変革・普及してきたことと同様の流れが、5GやAI技術の進歩とともに、VR/AR市場にも起こるとみています。
VR機器の技術進歩
VR関連の売上を伸ばしているアメリカのテクノロジー企業、オキュラス社では、以下のようなVRの技術革新を取り入れた商品を提供してきました。
●コードレス :
オキュラス社の「Oculas Go」や「Oculus Quest」では、コードを接続せずに利用できるため、体を動かしながらVRを利用することができます。
●トラッキング :
「Oculas Rift S」はプレイヤーの動きを感知し追尾できる技術に優れており、以前は頭の回転や傾きまでの範囲であったものが、身体の上下左右前後にも対応できるようになりました。これにより没入感のあるVR体験が可能になっています。
- ※ 写真はイメージです。
- (出所)TCW Asset Management Company LLC の 2020年12月3日時点の資料、ブルームバーグ、報道発表等を基に東京海上アセットマネジメント作成
- ※ 上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
- ※ 上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、2020年12月11日時点において当ファンドの組入銘柄ではなく、今後の組入を保証するものではありません。
- ※ ページ下部の「ご留意事項」を必ずご覧ください。
VR/ARの普及に伴い、成長が期待できる投資銘柄のご紹介*
* 2020年12月11日時点
当ファンドでは、VR/AR市場の普及拡大期待からVR/AR関連企業・銘柄を、すそ野の広がり・収益性に注目し、エンテック関連企業として組み入れています。
これらの企業では、ユーザーの満足度向上や顧客獲得の手段として、VR/ARが体験できるコンテンツを制作・検討しています。
Unity Software Inc.(アメリカ)
3Dコンテンツの制作・運用のためのプラットフォームを開発
2020年9月18日に上場した同社は、クオリティの高いソフトウェアと解像度で、立体的なVR/ARゲームや体験を可能とする3D技術を持っています。
同社製品は高性能なだけでなく、使用しやすさといった強みも持っており、規模の大きさにかかわらず、ゲームやスポーツなど多くの種類に適応できるプラットフォームを創出しています。
ネットフリックス(アメリカ)
インターネットを通じたテレビ番組や映画コンテンツを提供
動画とARフィルターを組み合わせた「ARトレーラー」の導入や、2Dコンテンツを活用し、仮想劇場で臨場感あふれる映画を大画面で見ることができるVRアプリケーションを提供しています。今後のVRヘッドセットの普及次第では、より本格的な3Dワイドビューコンテンツの制作へ着手することを検討しています。
ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー
(アメリカ)
主導的な地位を拡大中であるメディアとエンターテインメントの複合体企業
同社では、Disney映画のシーンをVR用に最適化した作品など、シリーズをベースにした仮想環境を提供するVRポータルを運営しています。
また、ゲーム開発チームでは、「ライトセーバー」での決闘を特徴とする「STAR WARS」シリーズをベースにしたVRゲーム「Vader Immortal」を開発し、リリースしています。
ユベントス・フットボール・クラブ(イタリア)
イタリアの セリエAに所属するプロサッカー・クラブ
サッカークラブ独自のVRアプリを、同社のライブストリーミングサービスとリンクさせています。このアプリでは、まるでアリアンツスタジアムにいるかのようにユベントスの試合を体験することができ、舞台裏でチームのトレーニングセンターや本部、さらには医療施設にもアクセスできるようになっています。
- ※(出所)TCW Asset Management Company LLC の 2020年12月3日時点の資料、ブルームバーグ、報道発表等を基に東京海上アセットマネジメント作成
- ※ 上記は過去の情報であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
- ※ 上記は個別銘柄への投資を推奨するものではありません。また、今後の組入を保証するものではありません。
- ※ ページ下部の「ご留意事項」を必ずご覧ください。