2020/09/25
最近話題のAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ分析などは今や人間だけのものではありません。近年、そういったテクノロジーをペット向けに活用し、新たな価値やサービスを提供する動きが強まっています。
例えば、米国のアイデックスラボラトリーズは、長年にわたり動物病院向けにペット用検査診断サービスを提供していますが、そこで蓄積した医療データを利用したビッグデータ分析に力を入れています。
動物は、「言葉を発しない」「文章で表現しない」ことから、症状が微細であったり無症状の場合、病気になっても進行状況がわかりにくく、疾患が見落とされしまうことがあります。同社はそこにテクノロジーを活用する価値を見出し、ビックデータ分析により病気の早期発見を可能としました。その結果、動物病院や飼い主に高品質の医療サービスを提供しています。
例えば、GPSやWebカメラを利用したペットの見守りサービス、ウェアラブル機器(身体に装着できるIoT機器)を利用したペットの健康管理、外出時にも自動でペットにエサを与える自動給餌機などが開発されています。
また、ペットシッターのマッチングサービスなど、シェアリングエコノミー(物・サービスなどを、多くの人と共有・交換して利用する経済の形)の分野にも「ペットテック」は拡大しており、今後も更なるペット市場の拡大が期待されます。
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