2020/07/07
東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジなし)/(為替ヘッジあり)(愛称:ぽちたま)は、国内唯一(*1)のペット関連企業を主要投資対象とする公募投資信託です。現在、各種報道(*2)にもある通り、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い在宅勤務が急速に普及したことなどをきっかけに、ペット関連株に注目が集まっています。
本レポートでは、ペット関連企業の魅力について3回にわたってご紹介していきます。
今回は、「持続的な成長が期待できるペット関連市場」です。
一見、投資と結びにくいペット。しかし、ペット関連市場は、持続的な成長が期待できることをご存じでしょうか?
ペット関連市場を支える力強い成長ドライバーは、主に以下の3つです。
それぞれ詳しくご紹介します。
近年、ペットを家族の一員として迎え入れるようになり、ペット衣服、ペットホテル、ペット保険などの人間と同様の商品・サービスへの需要が高まっています。
特にペット保険については、国内ペット保険市場は過去8年間で約4.5倍に拡大しているものの、日本や米国では加入率が1桁台と低いことから、今後も更なる拡大が見込める市場と考えています。
ペットの長寿化や飼い主の健康管理意識の高まりなどを背景に、ペットの健康に配慮した高品質・高価格の商品・サービスへの需要が高まっています。
米国では、健康に配慮した高級ペットフードへの関心が高まっており、ペット一匹当たりに消費する金額の増加に伴う市場拡大が見込まれています。
所得が増加し、生活にゆとりが生まれると、ペット需要は高まる傾向にあります。
日本では高度成長期以降、生活水準の向上に伴ってペット需要が高まり、ペット関連市場が拡大してきました。
現在、多くの新興国が目覚ましい経済成長を遂げていますが、これらの国における生活水準の向上は、ペット需要の高まり、ペット関連市場の拡大につながると期待されます。
特に中国ではペットを飼育する世帯が増加し、ペット関連市場は過去5年間では毎年10~30%程度成長しています。
例えば、以下のようなものが該当し、新たな市場が生まれています。
以上のようなペットテックの進化を背景に、今後もペット関連市場は持続的な成長が期待できると考えています。
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