世界的なリスクオフの流れを受けインド株式も下落
2022年上半期の世界の株式市場は、エネルギーや商品価格の高騰、ウクライナとロシアの紛争をめぐる地政学リスクの高まり、中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーンの混乱などを背景にリスク回避的な動きが強まり、波乱の展開となりました。
コロナショック以降、堅調に推移してきたインド株式*についてもこの流れを避けることはできず、年初来で▲3.7%(7月22日時点、現地通貨ベース)と下落しました(図1)。
* S&P BSEセンセックスインデックス。以下同じ。