2021/01/08
PDFでご覧になりたい方はこちら
“守りながら増やす運用”
~市場の上昇を享受し、10-12月期はプラスリターン~
「東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)」(以下、「円奏会(年1回決算型)」)の2020年12月末までの設定来の累積リターン(税引前分配金再投資ベース)は+8.7%となりました。
四半期騰落率の推移を振り返ると、2015年7-9月期の「チャイナショック」や、日銀の金融政策の不透明感から長期金利が短期間で上昇した2016年7-9月期などでマイナスのリターンとなりましたが、2020年1-3月期は新型コロナウイルスの感染拡大による市場の混乱の中、設定来で最大の下落となりました。
2020年10-12月期はすべてのマザーファンドが上昇し、ファンドのリターンは+1.0%となりました。ファンドはコロナショックにより引き下げた日本株式・日本REITの組入比率を9月中旬より引き上げ(12月末時点の組入比率合計:約27.4%)、市場の値動きを取り込む運用に回帰しています。新型コロナウイルスへの懸念は残るものの、世界経済の正常化への期待感から市場は上昇基調で推移したことから、これを享受するかたちでファンドもプラスリターンとなりました。
「円奏会(年1回決算型)」は、基準価額の変動リスクを一定水準に抑制することによって、様々な市場環境に対応することをめざしています。今後も、ファンドのコンセプトである“守りながら増やす運用”を実現できるよう努めてまいります。
「円奏会(年1回決算型)」の四半期騰落率の推移
2014年11-12月*~2020年10-12月、四半期
- *2014年11-12月は、設定日前営業日(2014年11月7日)を10,000円として、12月末までの騰落率としています。
- ※騰落率は、税引前分配金を再投資したものとして計算した基準価額を基に算出しているため、実際の投資家利回りとは異なります。
- ※上記は過去の実績であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。