投資信託の羅針盤【投信編】為替ヘッジとは

今回のテーマ

海外資産(外貨建て資産)への投資では、投資対象の価格変動に加え、為替変動の影響も受けます。
為替は常に変動しているため、利益や損失が発生する可能性があり、為替変動による資産評価額への影響を、「為替変動リスク」と呼びます。
この「為替変動リスク」を抑えるために、将来の為替レートを事前に予約する取引により、為替の影響を低減する仕組みが「為替ヘッジ」です。
ただし、為替ヘッジにはヘッジコストといわれる費用がかかる場合があり、おおむね二国間の短期金利差に相当します。


今回のポイント

為替ヘッジにより、円高・円安の影響を抑えて海外資産への投資ができる。
ヘッジコスト(またはヘッジプレミアム)が発生するため、二国間の金利差にも留意が必要。



為替ヘッジのイメージ

  • ※上記はイメージです。米国株式の変動や手数料などは考慮していません。

ヘッジコストのイメージ

  • ※上記はイメージです。為替ヘッジコスト/プレミアムの決定要因は短期金利差に限定されるものではありません。

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