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MFIの紹介

2011年10月25日現在

新規組み入れマイクロファイナンス機関のご紹介
No.8「Microfund For Women(MFW)(ヨルダン)」

大和マイクロファイナンス・ファンドの投資対象である「DWMマイクロファイナンスファンドJ-クラスJ」は、2011年7月29日にヨルダンのマイクロファイナンス機関(以下、MFIといいます)「Microfund For Women (MFW)」に現地通貨建てで約200万米ドル相当の投資を行いました。

Microfund For Women(MFW)(ヨルダン)

総資産額 21.7百万米ドル
(2010年12月末)
総融資残高 20.2百万米ドル
(2010年12月末)
借り手総数
(内、女性比率)
56,646人(約97%*)
(2010年12月末)
貸倒率 1.16%
(2010年12月末)

【Microfund For Women (MFW)とは?】

MFWは国際NGO(非政府組織)「セーブ・ザ・チルドレン」の女性の自立支援プログラムの一環として1994年に設立された非営利機関のMFIです。

ヨルダン初の非営利機関の一つで、米国国際開発庁(USAID)からの技術支援を受けてきました。女性の世界銀行(WWB)のメンバー機関でもあります。

同MFIは経済的自立を目指す女性に融資を行っています。

出所:MIX Market、*DWM資料-2010年12月の女性の借り手比率が不確かなため、DWM資料の参考値

【融資実行の理由】

MFWは、ヨルダン最大クラスのMFIで、国内借り手総数第1位、総融資残高第2位です。同社のリスク管理体制はしっかりしており、小口融資実績も非常に安定していることなどから、貸付内容は良好です。また、MFWの経営陣は小口融資業務を熟知しており、経営管理力も優れています。さらに、政府系機関、ファンド、地元銀行など資金調達先を分散し、効率的に調達している点も高く評価しています。このような理由からMFWへの融資を決定しました。

【ヨルダンのMFI事情】

ヨルダンのマイクロファイナンス市場は、政府や政府系機関から支援を受け、1990年代前半から発展してきました。

隣国イラクからの難民が大量に流入したことで、ヨルダンの潜在的な借り手数は25万人を超えるといわれています。

マイクロファイナンス市場の調査機関MixMarketによると、2009年現在同MFI市場の総融資残高は1億3,700万米ドル、借り手総数は約15万人となっています。

借り手の事例

※ご本人の快諾を得て掲載しています。

サミラ・サイード・アワドさん
資金使途:
農業の材料購入

サイードさんは、父親が亡くなるときに小さな農地を引き継ぎ、農業を始めることを決断しました。ヨルダンで、男性の仕事と考えられている農業を女性が始めることは、とても大変なことですが、何とかしてヨルダン国内の多くの市場に卸すことができる農産品を作ろうと考えました。

最初にサイードさんは、ヒラタケの水耕栽培と養蜂して蜂蜜を作ろうとMFWに相談し、材料などの購入費用として、1,000ヨルダン・ディナール(JD)(約11万円:1JD=109円)の融資を受けました。MFWから融資を受けたことでサイードさんは最初の事業を軌道に乗せることができました。次に、サイードさんは農地をより有効に使うことを考え、MFWから3,000JD(約33万円)の追加融資を受け、牛と鶏を買い付け、トウモロコシ栽培を始めました。サイードさんは「これまで夢に見てきた仕事を始められて、とても嬉しいです。この経験をもとに、多くの女性達にリスクをとって、やりたい仕事に挑戦しなさい、と伝えたい。そして、その際はMFWのサポートを受けるように、と勧めます。」と話しています。

今日、サイードさんは5人の従業員を雇っています。そして、彼女の生産する農産品や酪農品はヨルダン国内の大手スーパーで販売されています。

※上記は、大和マイクロファイナンス・ファンドの投資対象である「DWMマイクロファイナンスファンドJ-クラスJ」の投資先マイクロファイナンス機関をご紹介したものです。将来の組み入れを示唆・保証するものではありません。

出所:MFI(MFW)、MixMarket、DWMアセット・マネジメント社

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