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MFIの紹介

2011年10月25日現在

新規組み入れマイクロファイナンス機関のご紹介
No.10「フォーラス・バンク(ロシア)」

大和マイクロファイナンス・ファンドの投資対象である「DWMマイクロファイナンスファンドJ-クラスJ」は、2011年8月1日および8月9日の2度に渡り、ロシアのマイクロファイナンス機関(以下、MFIといいます)「フォーラス・バンク」に現地通貨建てで合計約200万米ドル相当の投資を行いました。

フォーラス・バンク(ロシア)

総資産額 39.0百万米ドル
(2009年12月末)
総融資残高 33.0百万米ドル
(2009年12月末)
借り手総数
(内、女性比率)
9,995(約74%)
(2009年12月末)
貸倒率 0.3%*
(2010年12月末)

【フォーラス・バンクとは?】

フォーラス・バンクは、2005年に中小・零細事業主向けに事業資金を小口融資する銀行として英国国際開発省(DFID)、米国国際開発庁(USAID)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などの支援を受け設立されました。

2008年より預金サービスの提供を開始し、現在、ロシア西部を中心に42の支店・出張所を展開しています。中小・零細事業主向けの金融サービスが中心で、95%の借り手の融資額は2万ルーブル(約5万円:1ルーブル=約2.6円)以下となっています。

出所:MixMarket *DWM調べ

【融資実行の理由】

フォーラス・バンクはロシア国内において大手MFIの1つであり、実績、知名度ともに高い評価を受けています。また内部統制など企業統治も優れています。

2008年の世界金融危機時には一時的に融資内容が悪化しましたが、その後の経営改革が実を結び、現在は融資内容も改善し、業績も向上しています。このような理由からフォーラス・バンクへの融資を決定しました。

【ロシアのMFI事情】

ロシア・マイクロファイナンス・センターとMixMarketによると、ロシア国内には2,770のMFIがあり、約61万人が利用しています。

総融資残高は約27億米ドル相当に上り、融資先の約8割が都市部に集中しています。

業態別では、信用協同組合や消費者協同組合が過半数のシェアを持っており、それに次ぐのが、商業銀行および農業協同組合です。

また、民間機関以外にも、地方自治体などが地元企業や中小・零細事業主向けの基金を設立し、小口融資や経営助言・技術支援サービスなどを提供しています。

借り手の事例

※ご本人の快諾を得て掲載しています。

ヴァジリー・ミシュチェンコさん
資金使途:
婦人服店経営

黒海に隣接するアゾフ海沿岸の保養地であるタガンログ市で、ミシュチェンコさんは1997年より婦人服店を経営しています。

ミシュチェンコさんは開業直後に奥様のアラさんと出会いました。アラさんは、ビジネスのアドバイザーとしてお店に置く婦人物の商品の選定や在庫の管理を担当し、夫婦揃って商売が軌道に乗るよう努力しました。

商売が軌道に乗り始めた2004年にミシュチェンコ夫妻は、新たにお店を設ける事を決め、フォーラス・バンクから初めての小口融資を受けることにしました。この融資でお店の品揃えも広げることができ、ミシュチェンコさんのお店では女性用の水着やサングラスを扱うようになりました。アゾフ海に臨むタガンログ市は観光地でもあるため、水着やサングラスの売れ行きは順調です。

ミシュチェンコ夫妻とフォーラス・バンクとの関係は良好で、初回の小口融資から数回の借り換えを経て、現在、3店舗を経営し、倉庫を一つ持つまでになりました。近年、同市ではミシュチェンコ夫妻のように婦人物の商品を扱う店が増加し、競争が激しくなってきましたが、ミシュチェンコ夫妻のお店は、新規顧客が着実に増えつつ、多くの顧客がリピーターとして訪れています。

※上記は、大和マイクロファイナンス・ファンドの投資対象である「DWMマイクロファイナンスファンドJ-クラスJ」の投資先マイクロファイナンス機関をご紹介したものです。将来の組み入れを示唆・保証するものではありません。

出所:MFI(フォーラス・バンク)、MixMarket、DWMアセット・マネジメント社

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