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MFIの紹介

2011年10月25日現在

新規組み入れマイクロファイナンス機関のご紹介
No.9「バンク・アンダラ(インドネシア)」

大和マイクロファイナンス・ファンドの投資対象である「DWMマイクロファイナンスファンドJ-クラスJ」は、2011年7月29日にインドネシアのマイクロファイナンス機関(以下、MFIといいます)「バンク・アンダラ」に現地通貨建てで約30万米ドル相当の投資を行いました。

バンク・アンダラ(インドネシア)

総資産額 32.4百万米ドル
(2010年9月末)
総融資残高 18.2百万米ドル
(2010年9月末)
借り手総数 165MFI機関*
(2010年9月末)
貸倒率 0.00%
(2010年9月末)

【バンク・アンダラとは?】

バンク・アンダラは、個人に直接融資するのではなく、MFIに対して金融サービスを提供する金融機関です。

1969年にバリ島を拠点とする地元の銀行として融資や預金の基本サービスを提供していました。新興国の社会・経済の発展に意識の高い国際金融公社(IFC)を中心とする5つの国際機関が2008年にバンク・アンダラに出資し大株主となったことで、2009年、主に地方の小規模MFIに対して金融サービスを提供するMFI向け銀行に衣替えしました。

出所:DWM *MFI向け銀行のため借り手はMFI機関

【融資実行の理由】

バンク・アンダラの主要株主は、IFCや蘭国際援助機関(Cordaid)、米NGOのマーシーコー(Mercy Corps)、独国際開発銀行(KfW)、そして蘭社会的責任投資ファンド(Hivos-Triodos Fund)で、マイクロファイナンスに関する経験や知見の豊富な国際機関等が株主になっています。インドネシアのマイクロファイナンス市場は、法制度が未整備なため、MFI専門に融資や預金の金融サービスや技術支援を提供するバンク・アンダラは、非常に重要な仲介機関になると見ています。このような理由からバンク・アンダラへの融資を決定しました。

【インドネシアのMFI事情】

インドネシアMFI市場は世界有数の規模を誇っています。現在、MFIからのサービスを受けている人口は4,000万人位といわれています。マイクロファイナンスのサービスの担い手は複数の大手商業銀行、約2千に上る地方銀行(BPR)、そして3万を超える協同組合です。

大手商業銀行は貧困層の中でも、比較的所得の高い層を顧客にしておりますが、BPRと協同組合の多くは支店を持たず、各々の活動拠点で地元住民に向けてサービスを提供しています。そのためBPRと協同組合の数は非常に多くなっています。同国のMFI市場の規模は非常に大きいのですが、法制度が未整備なことが、今後の発展への大きな課題となっています。

借り手の事例

※ご本人の快諾を得て掲載しています。

(注)バンク・アンダラはMFI向け銀行のため、バンク・アンダラと取引のあるMFIの借り手の事例をご紹介しています。)

パク・サハディンさん
資金使途:
絵画の資材購入など

子供の頃から絵を描くことが好きだったサハディンさんはすでに40年のキャリアを誇るプロの画家です。しかし、ビジネスとして絵を販売するためのルートを見つけ出すことが大変であったり、自分の絵を買ってくれそうな買い手や収集家、ギャラリーなどを探し出すことができなかったため、プロの画家として生活をしていくのは非常に困難でした。

地元の銀行はサハディンさんの絵画ビジネスに融資することを躊躇していましたが、バンク・アンダラと取引のある地元のMFI(BPRバンゴヅア)より融資の話があり、25百万ルピア(約22万7千円:1IDR=約0.0091円)を借り入れ、プロの画家として商売を始めました。

サハディンさんは、融資資金でデッサン用スタジオを設け、多くの絵を描き、販売も軌道に乗り始めました。ジャカルタのフォーシーズンス・ホテルの展示会にも出展することが出来ました。現在、8人の収集家がサハディンさんの絵を定期的に購入しています。サハディンさんは収入を安定させるために、15人の収集家を獲得したいと思っています。

将来的にサハディンさんは、絵で視覚に訴え、絵を書く筆の音をリズミカルに奏でることで聴覚に訴えるような、インドネシアだけでなく世界的に初の試みとなる展示会を開きたいと考えています。

※上記は、大和マイクロファイナンス・ファンドの投資対象である「DWMマイクロファイナンスファンドJ-クラスJ」の投資先マイクロファイナンス機関をご紹介したものです。将来の組み入れを示唆・保証するものではありません。

出所:MFI(バンク・アンダラ)、MixMarket、DWMアセット・マネジメント社

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