2020/10/09
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足もとの資産配分比率について
当ファンドでは毎営業日、各資産の過去の⼀定期間の値動きをもとに、ファンドのリスク水準が概ね年率3%になる様に配分比率を毎営業日計測しており、基準価額の変動リスクが低下した(高まった)局面では、「日本株式」と「日本REIT」の組入比率を機動的に引き上げ(引き下げ)ます。なお、資産配分比率の変更には、運用担当者による見通しなどは⼀切考慮されません。
以下では、足元の資産配分比率および10月8日時点のファンドの状況についてお知らせします。
- コロナショックによる市場の下落を受けて、当ファンドでは、基準価額の変動リスクが高まったため、2020年3月より「日本株式」と「日本REIT」の組入比率を引き下げ、低位に維持していました。
- しかし、足元の「日本株式」と「日本REIT」の過去一定期間における価格変動が落ち着いたことで、ファンドのリスク水準から計測される「日本株式」と「日本REIT」の配分比率(ターゲットウェイト)が上昇したことから、組入比率を引き上げました。
「円奏会(年1回決算型)」の基準価額と資産配分比率の推移
「円奏会(年1回決算型)」の資産配分比率(2020年2月以降)
- * 「前回引き下げ時」については複数回にわたり組入比率を引き下げており、表には引き下げ開始前と引き下げ完了時の数値を表示しています。
- ※ 基準価額は1万口当たり、信託報酬控除後のものです。
- ※ これまで分配金実績がないため、基準価額(税引前分配金再投資)は表示していません。
- ※ 短期金融資産等とは、1年以内に償還を迎える有価証券やキャッシュ等の金融資産等を指します。
- ※ 上記は過去の実績であり、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
<ご参考>組入比率引き上げ後の基準価額の推移
※ 以下のデータおよび記載は、毎月決算型のものであり、年1回決算型のものではありません。
運用期間が年1回決算型と比較して長い毎月決算型の状況をご確認いただくことを目的として掲載しています。
- 過去の各局面での日本株式・日本REITの組入比率の引き上げ開始後、1年間または2年間の基準価額の推移をみると、概ね安定的に上昇して推移していることが見て取れます。
- 市場の動向次第ではあるものの、今後、当ファンドの基準価額は緩やかに上昇していくと見ています。
「円奏会」の基準価額および日本株式・REITの組入比率の推移
2012年11月9日(設定日)~2020年10月8日、日次
- ※ 基準価額は毎月決算型の基準価額(税引前分配金再投資)で、信託報酬控除後、1万口当たりの価額です(以下同じ)。年1回決算型の運用実績については、委託会社のホームページおよび月次報告書でご確認ください。
- ※ 日本株式・REITの組入比率は、各資産のマザーファンド評価額の当ファンドの純資産総額(一部の未払金の計上を除く)に占める割合です(以下同じ)。
- 各資産のマザーファンドは以下の通りです。
- 日本株式:東京海上・高配当低ボラティリティ日本株マザーファンド、日本REIT:TMA日本REITマザーファンド
<局面1~4のグラフについて>
※ 騰落率は税引前分配金を再投資したものとして計算しているため、実際の投資家利回りとは異なります。
局面1:バーナンキショック
「円奏会」の基準価額および日本株式・REITの組入比率の推移
2013年3月19日~2015年9月25日、日次
局面2:ギリシャ政局不安・中国株式市場の下落
「円奏会」の基準価額および日本株式・REITの組入比率の推移
2014年12月26日~2017年6月16日、日次
局面3:世界経済の先行き懸念、英国のEU離脱
「円奏会」の基準価額および日本株式・REITの組入比率の推移
2016年2月2日~2018年7月27日、日次
局面4:コロナショック
「円奏会」の基準価額および日本株式・REITの組入比率の推移
2020年3月10日~2020年10月8日、日次
- ※ 上記は過去の実績であり、将来の動向やファンドの運用成果等を示唆・保証するものではありません。